施工 Q−11:
合成スラブの下に鉄筋コンクリート造の間仕切り壁を構築するにはどの様に施工したら良いのですか。
A: 鉄筋コンクリート造(RC造)間仕切の施工方法として次の2案が考えられます。
     1案:合成スラブと間仕切のコンクリートを一体に打設する場合
     2案:合成スラブのコンクリート打設後,間仕切型枠そっくり,コンクリートを打設する場合

いずれの場合も,所要性能として,合成スラブと間仕切が一体に結合され,耐火性能上デッキ山部下にコンクリートが充墳され,隙間の無いことが必要です。そのため,デッキ山部下のコンクリート止めが必要で,その製作,取付けに手間がかかります。

1案:コンクリートを一体に打設する場合
デッキを床全面に敷込んだ後,間仕切に接する部分のデッキ(長手方向,幅方向共)に,コンクリート打設に必要な開口孔をもうける。その上,合成スラブと間仕切結合用の差筋を取付ける。間仕切の配筋,型枠及びデッキとのコンクリートもれ止め材を取り付けた後,デッキ上からコンクリートを打設する。デッキ長手方向に,梁から梁まで間仕切が通っている場合は,間仕切に合わせて,デッキを敷込む方法も考えられる。
2案:合成スラブ工事完了後,間仕切を取付ける場合
合成スラブのコンクリート打設前に,あらかじめ間仕切結合用の鉄筋を差し込んでおくか,それが無い場合は,山形鋼等を合成スラブに溶接取付ける。
間仕切上部,側面にコンクリート打設用の開口孔をもうけ,コンクリート打設終了後,ただちに蓋をする。
この部分は型枠撤去後,モルタル等で補修する。
合成スラブはコンクリート打設により1〜2cmたわみが生じているので,間仕切の型枠は,合成スラブでなじみをよくするため工夫がいる。
間仕切をRC造以外とする方法
RC造間仕切の場合,合成スラブとの小口ふさぎ等,施工に手間がかかるので,コンクリートブロック,ALC版,PC板を用い,小口には耐火材を充填する工法がよい場合もある。


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