施工 Q−04:
現場でデッキプレートを敷込んだ時、何らかの理由でデッキプレート山部がちょうど 梁上にきて、デッキプレートと梁が焼抜き栓溶接で結合できない箇所が出来たときの納まり方法について、大梁、小梁別に具体的に説明してください。
A: このような事態が起こらないように、事前に割付図面を作成し現場監理者等の了解を得ることが望ましい。
また、各社断面が違うためメーカーにご相談ください。

T)大梁の場合は、必ず
1)デッキプレートと梁とを焼抜き栓溶接で結合するか、 又は
2)合成スラブと梁とを頭付きスタッドで結合して下さい。
大梁と合成スラブとの結合は、地震時の水平力の伝達、大梁の面外への補剛および床スラブの面外への拘束等非常に重要なことです。
従って、施工中であればデッキプレートの敷込み方法を変更して図−1または図−2のようにしてください。
また、デッキプレート敷設完了後であれば、図−3に示す様にデッキプレートを切断して、頭付きスタッドを溶植するか、図−4に示す様に両側にフラッシングを利用してください。

図−1  片側にフラッシングを利用する

図−2  デッキプレートを現場切断する

図−3                      図−4  両側にフラッシングを利用する

U)小梁の場合は、
1) 建物の構造規模、重要性を勘案し、図−1〜4に示す様に大梁に準拠した扱いで施工するか、又は、
2) 図−5に示す方法とする。この場合の小梁は、孫梁で横補剛されており、水平力の伝達、スラブの面外への拘束の問題もありませんが、構造的には、前項1)の方法で施工する方がより望ましい。
また、この場合の孫梁については、通常の小梁扱いとして、頭付きスタッド、焼抜き栓溶接又は、打込み鋲で施工してください。

図−5  図−6
次項に図−5に示す場合の施工例を示す。(デッキプレートは、3スパン連続とする。)


∇印:頭付きスタッド、焼抜き栓溶接又は、打込み鋲

イ)溝広デッキの場合
大梁A 及び 大梁C
孫梁A 及び 孫梁B

ロ)溝狭デッキの場合
大梁A 及び 大梁C

ハ)側部の場合
大梁B 及び 大梁D


▲ページ先頭へ戻る
ページを閉じる