【構造-3 付資料−1】 |
焼抜き栓溶接を用いた合成スラブと鉄骨梁の合成梁の実験(抄録) |
川鉄建材工業 技術資料
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1)実験概要 |
1. |
試験体 |
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計画した8体の試験体の諸元を表1に示す。梁長さはすべて5.5mとした。
鉄骨梁のサイズは、H−300シリーズとして、フランジ150oと200oの2種とした。
デッキ上のコンクリート厚さ、幅は表1に示す通りで幅80p、厚8pを主とした。焼抜き栓溶接のピッチはデッキの形状によって決まり、60p幅当たり3〜5ヶ所である。
また、No.2はデッキを梁と平行に敷き込んだもので、溶接ピッチは2−@300とした。
頭付きスタッドは16φ =120oをデッキプレートを貫通して溶接した。(No.7&8)
コンクリートはすべて普通コンクリート設計基準強度 210s/p2とした。
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またワイヤーメッシュを全面に配し、そのサイズは、表1の通りである。
実測したコンクリート圧縮強度及び梁の降伏点を表1に示す。
スタッド付きの試験体の合成度は30%として、コンクリートの面積を決めている。
デッキは、当社QLデッキの旧タイプ QL750、QL400 及び新タイプ QL99-75、QL99-50の4種類とし、No.2以外はデッキを梁に直交して敷き込んでいる。またNo.3と5は鉄骨梁、メッシュピッチ以外は同じ形状で、梁の全塑性耐力を変化させて、接合耐力の変化を調べるために計画したものである。 |
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