製品・付属品 Q−01:
   合成スラブ用デッキプレートの材科はどんなものを使っていますか?
A: 合成スラブ用デッキプレートの材料は、「JIS G 3352(デッキプレート):2003」の規定に適合し、かつ合成スラブ工業会「合成スラブ用デッキプレート品質規格」を満足するものが使用されています。
その種類の記号は8種類で、適用厚さ及び材料は表1に拠っています。
   合成スラブ構造は、平成14年国土交通省告示第326号に規定されている「デッキプレート版」にもとづき合成スラブ用デッキプレートに適合するものと評定を取得した種類の記号になります。耐火構造は、現在のところ大臣の耐火構造認定を取得した種類の記号は、SDP1T、SDP2、SDP2Gです。
   めっきの種類および記号、化学成分、機械的性質、寸法許容差については添付資料にJISの抜粋を掲載しています。
   板厚許容差は、構造材に使用する薄板鋼板であるため、耐久性、断面性能の確保などの観点から使用原板規格より厳しい規定値になっています。使用原板が熱延材、冷延材にかかわらずマイナス5%、プラス規定なしとデッキプレートJISで規定されていることに留意して下さい。 。
表1 種類の記号
種類の記号 適用厚さ
mm
材 料
SDP1T 1.2、1.6 普通鋼 圧延のまま
SDP1TG めっきを施したもの
SDP2 圧延のまま
SDP2G めっきを施したもの
SDP3 耐候性鋼
SDP4 ステンレス鋼
SDP5
SDP6
参考 SDP4,SDP5,SDP6は,各々JIS G 4321に規定するSUS304A,
SUS316A,SUS304N2Aに相当する。

【添付資料−JIS G 3352(デッキプレート):2003抜粋】
以  上



添付資料−「JIS G 3352(デッキプレート):2003抜粋」

4. めっきの種類及び記号 めっきの種類は,溶融亜鉛めっき,溶融亜鉛−5%アルミニ ウム合金めっき及び溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっきとし,適用するめっきの付着量表示記号は,表2による。この3種類の溶融めっき以外の溶融めっきを使用する場合は,受渡当事者間の協定による。
表2 めっきの付着量表示記号
めっきの種類 めっきの付着量表示記号 めっきの最小付着量
溶融亜鉛めっき Z12
Z27
JIS G 3302の6.
表4による
溶融亜鉛−5%アルミニウム合金めっき Y08
Y18
JIS G 3317の4.
表3による
溶融55%アルミニウム −亜鉛合金めっき AZ90
AZ120
AZ150
JIS G 3321の5.
表3による

備考1.

めっきの付着量表示記号は,各々JIS G 3302,JIS G 3317,JIS G 3321の規定による。
2. これ以外のめっきの付着量を適用する場合は,受渡当事者間の協定による。


5. 化学成分 デッキプレートは12.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は表3による。

表3 化学成分 単位 %
種類の記号 化学成分
C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu N Nb
SDP1T 0.25
以下
0.05
以下
0.05
以下
SDP1TG 0.25
以下
0.05
以下
0.05
以下
SDP2 0.25
以下
0.05
以下
0.05
以下
SDP2G 0.25
以下
0.05
以下
0.05
以下
SDP3 0.12
以下
0.25 〜
0.75
0.20 〜
0.50
0.07
〜0.150
0.040
以下
0.65
以下
0.30〜
1.25
0.25〜
0.60
SDP4 0.08
以下
1.00
以下
2.00
以下
0.045
以下
0.030
以下
8.00〜
10.50
18.00〜
20.00
SDP5 0.08
以下
1.00
以下
2.00
以下
0.045
以下
0.030
以下
10.00〜
14.00
16.00〜
18.00
2.00〜
3.00
SDP6 0.08
以下
1.00
以下
2.50
以下
0.045
以下
0.030
以下
7.50〜
10.50
18.00〜
20.00
0.15〜
0.30
0.15
以下



6. 機械的性質 デッキプレートは12.2によって試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び降伏比は,表4による。

表4 機械的性質
種類の記号 降伏点又は
耐力 N/mm2
引張強さ
N/mm2
伸 び
%
降伏比
%
SDP1T 205以上 270以上 18以上
SDP1TG 205以上 270以上 18以上
SDP2 235以上 400以上 17以上
SDP2G 235以上 400以上 17以上
SDP3 315以上 450以上 15以上
SDP4 235以上1) 520以上 40以上 60以下
SDP5
SDP6 325以上(1) 690以上 35以上 60以下
注(1).SDP4,SDP5,SDP6の場合は,0.1%耐力とする。


8.3. 寸法許容差 デッキプレートの形状及び寸法の許容差は,表7による。
なお,めっきを施したものの厚さの許容差は,原板の表示厚さに適用する。
表7 形状及び寸法の許容差 単位 mm
項目 許容差
高さ(H ±1.5
有効製品幅(W0 +8
−2
原板の表示厚さ(t
(平板部分の厚さ)
−5%
長さ 7m以下 +40
0
7m超 長さ1m又はその端数を増すごとに,上記プラス側許容差に5mmを加える。
横曲がり 平板部分の長さ方向の
横曲がり
全長の0.2%以下
備考1. 表7以外の形状寸法の許容差は,受渡当事者間の協定による。
2. 断面寸法の測定位置は,デッキプレートの両端部を除く
任意の点とする。
3. 平板部分とは,図のような斜線部分をいう。
4. 横曲がりとは,デッキプレートを水平に置いたときの
長さ方向全体の横曲がりをいう。
5. めっきを施したものの厚さの許容差の適用
(例)原板の表示厚さが1.2mmのSDP1TGで,亜鉛めっきの付着量が183g/m2
(めっきの厚さは,183×10−4/7.14=0.0026cm=0.026mm)の場合は, 1.2+0.026=1.226に対して−0.06mm(=1.2×5%)となる。
なお,めっき厚さを計算する場合,溶融亜鉛めっき,溶融亜鉛−5%アルミニ ウム合金めっき及び溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっきの密度は,各々 7.14,6.59,3.68(g/cm3)とする。

以上、JIS規格から抜粋。


▲ページ先頭へ戻る
ページを閉じる