耐火 Q−01:
   無被覆耐火合成スラブで、所定のコンクリート厚さを超えて設計する場合の配筋方法の考え方を、教えてください。
A: 鉄筋比率0.2%以上、かぶり厚さ3cmを確保して配筋すれば安全。(図−1)
合成スラブの耐火性能は、火災時の裏面温度とたわみにより決定される。コンクリートの増し打ち分と、配筋方法がこの二点に与える影響を考えると、まず裏面温度は(図−2)に示す有効厚さ(h)に左右されることが、過去の研究で判っている。
→ 大   he → 大
即ち、hが増加すれば、heは増加し、裏面温度は低下する。すなわち、増し打ち分のコンクリートは裏面温度に対し有利に作用する。
残りのたわみについては、火災時に急激に生じるスラブの温度勾配により、支持梁上に発生する負の曲げモーメントに対抗できるように配筋設計することが必要。そのためには(図−3)に示すように鉄筋比率、コンクリートの被り厚さを確保することで解決する。また、合成スラブ研究委員会の加熱時終局耐カの試験結果からも大臣認定で指定された無被覆耐火合成スラブは、設計荷重の2〜3倍の耐力を有することが判っており、鉄筋比率0.2%,被り厚さ3cmを維持すれば、たわみに対する十分な低抗力を有し安全といえる。 。
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