適用 Q−03:
「合成スラブの設計・施工マニュアル」に「膨張コンクリート」の使用例が紹介されていますが、コンクリートに膨張材を混入すると、コンクリートがJIS製品でなくなるのではないでしょうか。合成スラブの認定上問題はありませんか。
A: ご質問のJIS製品の意味はJIS A5308(レデイーミクストコンクリート)のことと理解します。
JIS A 5308には「7.4混和材」として、膨張材も規定されており、その仕様は「JIS A6202 コンクリート用膨張材」によるとしています。 工業会のマニュアルでの使用例はこの JIS A6202 に適合する膨張材です。合成スラブの耐火認定で指定されるコンクリートは、「「JASS 5 鉄筋コンクリート工事」に規定された普通コンクリートまたは1種および2種軽量コンクリートとし、設計規準強度は18N/mm2以上とする。」としています。 上記JIS A5308(レデイーミクストコンクリート)、JIS A 6202 コンクリート用膨張材も全て、「JASS 5 鉄筋コンクリート工事」に規定されたものであり、耐火認定上も問題はありません。
また合成スラブの技術規準を定めた国土交通省告示第326号「構造耐力上主要な部分である床版又は屋根版にデッキプレートを用いる場合における当該床版又は屋根版の構造方法に関する安全上必要な技術規準を定める件」の解説書でも、上記と同様の主旨が記載されています。
国土交通省告示第326号
「3.2コンクリート」
「コンクリートに関しては、通常はJIS A 5308(レデイーミクストコンクリート)に規定する品質のもの(ただしJIS R5214(エコセメント)を使用するものを除く)を用いる。コンクリートのひび割れ拡大の防止や施工性向上のために用いる膨張剤その他の混和材料のうち、上記のJIS A5308の「7.4 混和材料」において規定が設けられているフライアッシュ、膨張材、化学混和材、防せい剤、高炉スラグ微粉末及びシリカフュームについては、それぞれ適切なJIS規格に適合する必要があるが-----」とあり、「表3.2.1混和材料の種類及び規格等」にコンクリート用膨張剤の規格としてJIS A6202が規定されています。


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